新技術クラウド研究会

新技術クラウド研究会開催状況一覧

  日時 テーマ 講演内容 講師
第1回 2012/
2/10(金)
15:00〜17:00
クラウドとセキュリティ技術
  1. (1)クラウドサービスシステムの視点
  2. (2)クラウドとセキュリティ課題
  3. (3)クラウドセキュリティの取り組み技術例
  4. (4)クラウド(セキュリティ)標準化動向
  5. (5)社会基盤アプリケーション分野における「クラウド」活用に向けて
  6. (6)まとめ
情報セキュリティ大学院大学
情報セキュリティ研究科 教授
工学博士 後藤 厚宏 氏
第2回 4/19(木)
14:30〜16:30
本当に必要な新技術とは?
  1. (1)クラウドとは? 仮想OSとは? 仮想ストレージとは?
  2. (2)スマートフォンの急速な普及とクラウド化の進展
  3. (3)日本のクラウドの現状と日米の取り組み比較
  4. (4)クラウドへの対応 〜まず全体戦略の立案、そして個別戦略へ展開〜
  5. (5)クラウドを考える 〜クラウド=ビジネスモデルの変容〜
  6. (6)クラウドを考える 〜社会インフラ事態をエコシステム化する〜
  7. (7)クラウドを考える 〜部分最適に利用する〜
  8. (8)クラウドを考える 〜三位一体(「製造」、「キャリア」、「クラウド」)の改革で「価値システム」の基本モデルを大きく変える
  9. (9)私のトライ① モバイルセキュアデスクトップ
  10. (10)私のトライ② MCPC(モバイルコンピュータ プロモーション コンソーシアム)
  11. (11)TED(Technology Entertainment Design)カンファレンスからの示唆
ドコモ・システムズ(株)
エンタープライズソリューション事業部
システム基盤事業部 副事業部長
森山 浩幹 氏
第3回 5/25(金)
15:00〜17:00
オープンクラウド関連の動向
  1. (1)国内クラウド市場の動き
  2. (2) IT全般において台頭するOSS
  3. (3)オープンクラウドの動向 〜IaaS編〜
  4. (4) オープンなIaaS管理ソフトウェアのサービス事例(Cloudn)
  5. (5)オープンクラウドの動向 〜PaaS編〜
  6. (6)オープンクラウドの動向 〜ネットワーク編〜
  7. (7)オープンクラウド普及のためのコミュニティ・団体活動
  8. (8)NTTコミュニケーションズのオープンクラウドを活用したサービス展開
NTTコミュニケーションズ(株)
クラウドサービス部
ホスティング&プラットフォームサービス部門 担当部長
中山 幹公 氏
第4回 7/18(水)
14:00〜16:00
モバイルクラウド関連の動向

〜ネットワークとデバイスの進化がもたらすモバイルクラウド〜
  1. (1)クラウド市場とKDDIの取り組み
  2. (2)モバイルネットワーク
  3. (3)モバイルデバイス
  4. (4) Browser Platform
  5. (5)位置情報 GeoLocation
  6. (6)M2M
  7. (7) AutoMotive
  8. (8) MDM(Mobile Device Management)、BYOD(Bring Your Own Device)
KDDI(株)
サービス企画本部
クラウドサービス企画開発部 副部長
上田 茂広 氏
第5回 9/25(火)
15:00〜17:00
SDNの可能性とストラトスフィアの展望
  1. (1)クラウドの発展に伴うネットワーク仮想化への期待
  2. (2)次世代ネットワークとSDN
  3. (3) Stratosphere SDN Platform の特徴
  4. (4) SDI(Software Defined Infrastructure) Architecture
(株)ストラトスフィア
代表取締役社長
浅羽 登志也 氏
第6回
(公開)
10/22(月)
13:30〜18:00
OpenFlowと次世代データセンター技術 「外気導入データセンターの必然性」

海外データセンター事例と外気導入データセンターの必然性、及びDC12V給電やサーバ/ネットワーク機器配線の前面アクセスなど技術トレンドについての考察と紹介。
NTTコムウェア(株)
SmartCloud推進部門長
尾西 弘之 氏
「HVDCプロジェクト/超省エネ・直流ソリューションの実力」

省エネ・データセンターに向け直流電源システムの最新動向と、導入事例、仕組み、導入効果、DC12V対応IT機器について紹介。
NTT先端技術(株)
グリーンコンサルティングBU
HVDCグループ長
村 文夫 氏
「NTTデータにおけるSDN/Openflowの取り組み」

ネットワークが抱える課題とあるべき姿、OpenFlowの動作例、SDN/OpenFlowについて、標準化動向、NTTデータの取組み、「バーチャルネットワークコントローラVer2.0」について紹介。
(株)NTTデータ
基盤システム事業本部
システム方式技術BU 第三技術担当 部長
磯部 俊洋 氏
「クラウドネットワークを自在に管理する Midokura の技術」

クラウドネットワークのスケーラビリティ、耐障害性、管理のアジリティ、テナントによるセルフサービス、等の問題解決するために開発されたMidokuraの技術について紹介。
(株)ミドクラ
田村 芳明 氏
「次世代ネットワーキングのトレンド」

米国のデータセンターにおけるSDNやOpenFlowの導入とその背景、ネットワーク・トラフィックの変化などについて紹介。また、DC12Vとエアーフロー(40度)対策と共にOpenFlowV.1.2に対応したAcctonデータセンタースイッチ(10G/40G)について紹介。
Accton USA
総合マネージャー
ビル・バーガー 氏
第7回 2013/
4/26(金)
14:30〜16:30
BaaSとBaaSを取り巻く現状
Buddyプラットフォームのご紹介
  1. (1) BaaS(Backend as a Service)とBaaSを取り巻く現状
  2. (2)Buddyプラットフォームのご紹介
  3. (3)BaaSビジネスモデルの変化と今後の方向性
ソラウド(株)
代表取締役 社長
山口 雅太郎 氏
第8回 6/21(金)
14:30〜16:30
ビジネスクラウドにおける「認証」と「フィッシング対策」
  1. (1)被害拡大!「急増するフィッシング詐欺、サービス事業者が今できること EV-SSL」
  2. (2)世界初!「認証から見たビジネスクラウドのリスクアセスメント」
  3. (3)業界初!「複数のクラウドを安全に利用するための認証サービス」
サイバートラスト(株)
セキュリティコンサルタント
日本RA(株)
業務執行役員 最高技術責任者CTO
松本 義和 氏
第9回 8/28(水)
14:00〜16:00
より安心安全なクラウドを支える第三者検証への取組み
  1. (1)クラウドの現状
  2. (2)クラウドの社会的な重要性と安全性
  3. (3)障害事例
  4. (4)品質改善支援の事例
  5. (5)安全とディペンダビリティ
(株)ベリサーブ
二井 誠 氏
第10回 11/6(水)
14:00〜16:00
ビッグデータ・オープンデータ時代を切り開く
Linked Open Data の世界
Linked Open Dataの基礎
  1. (1)オープンデータとは
  2. (2)オープンデータに必要なもの
  3. (3)オープンデータへの5つのステップ
  4. (4)オープンデータによる情報流通
  5. (5)Linked Open Data(LOD)とは
  6. (6)LODの技術的基礎
  7. (7)日本のLinked Data Cloud
  8. (8)まとめ
国立情報学研究所
情報学プリンシプル研究系 教授
武田 英明 氏
Linked Open Dataの応用
  1. (1)Linked Data以前
    - データ統合への利用:KNOWWHO(専門家検索)
    - KnowWho基本コンセプトとRDF Expression
  2. (2)RDFとLINKED DATAの違い
  3. (3)オープンデータの活用:HIKAKU(企業業績比較)
    - LODの現状と課題
    - 富士通研が開発した技術
    - LODの活用例:HIKAKU
  4. (4)まとめ
(株)富士通研究所 主任研究員
井形 伸之 氏
第11回 2014/
7/11(金)
14:00〜16:00
インターネットの安心・安全な利用を支えるサービス提供基盤に関する最新動向 「サービス提供基盤としてのドメイン名とDNS(Domain Name System)」

  1. (1)ドメイン名とDNSの基本
  2. (2)ドメイン名に関する最新動向
    -新gTLDの導入
    -新gTLD導入に伴う問題と対策
  3. (3)DNSを取り巻く状況
    -DNSサーバーへの脅威
    -保持しているデータへの脅威
    -DNSを踏み台にした脅威
    -最近のインシデントと対策
    -サーバ側の事業者へのお願い
日本インターネットエクスチェンジ(株)
代表取締役社長
工学博士 石田 慶樹 氏
「PKI(Public Key Infrastructure)に関わる認証の現状(インシデント事例)と今後」

  1. (1)サーバ認証の仕組みとルート認証局
  2. (2)暗号アルゴリズムの世代交代
  3. (3)相次ぐPKIのインシデント
  4. (4)TLSに対する攻撃
  5. (5)まとめ
    -技術の基盤が進むとどうなるか
    -基盤化する技術にどう向かい合うべきか
セコム(株) IS研究所
コミュニケーションプラットフォームディビジョン
暗号・認証基盤グループ 主務研究員
島岡 政基 氏
第12回 2015/
4/15(水)
14:00〜16:00
「共通語彙基盤」プロジェクトと最新適用事例 「共通語彙基盤の概要」
  1. (1)はじめに
    ・ITから価値を生み出すための情報共有・連携の重要性
    ・これまでの取り組みと諸外国の取組
    ・オープンな利用環境整備のためのアクションプラン
  2. (2)共通語彙とは何か
  3. (3)共通語彙を如何に活用するか
  4. (4)自治体・ユーザ企業での活用
  5. (5)シビックハッカーによる活用
  6. (6)システムベンダでの活用
  7. (7)まとめ(データ設計の時間を、価値創造の創出へ)
政府CIO上席補佐官/経済産業省CIO補佐官
平本 健二 氏
共通語彙基盤を用いたサービスモデル設計

  1. (1)共通語彙基盤とLODの関係
    ・共通語彙基盤の狙いと効能
    -インターオペラビリティの確保
    -データレイヤーにおける実装
    ・Web of Data
    -ウェブの原則
    -Linked Data no原則
    -LODの技術的なポイント
    識別子(IRI)
    情報の構造化(データモデル、シンタックス、セマンティクス)
  2. (2)事例紹介
    ・地域の芸術文化情報をLOD化
    ・行政による子育て情報サービスへの応用
  3. (3)サービス実装フローの変化
    ・従来型⇒オープンデータ利用⇒オープンソース利用
    ・オープンデータのためのソリューション例
特定非営利活動法人
リンクト・オープン・データ・イニシアティブ 副理事長
小林 巌生 氏
第13回 10/8(木)
15:00〜17:00
オープンクラウド技術の最新動向 オープンクラウド技術の最新動向について、利用者視点で解説いただくとともに(下記(1)〜(3))、これらをベースとしたIBMのオープンハイブリッドクラウド戦略について紹介(下記(4))があった。
  1. (1) OpenStack
  2. (2) Docker
  3. (3) Cloud Foundry
  4. (4) IBM Hybrid Cloud
日本アイ・ビー・エム株式会社
クラウド事業統括 理事
クラウドマイスター、エグゼクティブITスペシャリスト
紫関 昭光 氏
第14回 2016/
5/27(金)
16:00〜18:30
IoTおよびエッジコンピューティングとNECの戦略 IoTでどのような価値を出そうとしているのか、市場動向やお客様のニーズなどを踏まえながら具体的な事例や、NECの取り組みのご紹介も通して、IoTの考え方から「エッジコンピューティング」までを解説いただいた。
(1) IoTおよびエッジコンピューティング
(2) NECが提供するIoT基盤技術
(3) NECの戦略
日本電気株式会社
IoT基盤開発本部 技術部長
岡山 義光 氏
第15回 2016/
10/14(金)
16:00〜18:30
ブロックチェーンの技術解説とビジネスアプリケーション例 PC、インターネットに続く第3の破壊的IT技術として注目されるブロックチェーンについて、その技術的特徴と応用について、Hyperledger およびそのクラウドサービス例である IBM Bluemix Blockchain サービスを中心にご講演いただいた。
(1) ブロックチェーン
ブロックチェーンとは/適用事例/Hyperledger/市場予測/技術構成/基本構造/アーキテクチャ/分散台帳/P2Pプロトコル/コンセンサス/Bitcoin/スマートコントラクト/Proof-of Work/期待される効果/ユースケース例
(2) IBM Bluemix Blockchain デモ
(3) Hyperledger V1.0
日本アイ・ビー・エム株式会社
クラウド事業本部
IBMクラウドマイスター
紫関 昭光 氏
第16回 2017/
9/28(木)
16:00〜18:30
ビジネスに変革をもたらす最新技術トレンド
〜NTT DATA Technology Foresight 2017〜
先進技術、経済・社会構造の変化が急速にビジネス環境に大きな変革をもたらす昨今において、ITの進展がもたらす将来を予見する力がますます求められています。本講演では、NTTデータが推進する将来変化を捉える取り組み「NTT DATA Technology Foresight」の2017年度版に記載されている以下の内容(8つの技術トレンドと4つの情報社会トレンド)について解説いただいた。

  1. (1)技術トレンド
    #1「人工頭脳の浸透」
    #2「対話型コンピューティング」
    #3「環境認知ロボット」
    #4「プレシジョンライフサイエンス」
    #5「超臨場チャネルの獲得」
    #6「IoT時代のセキュリティ」
    #7「ITインフラの多様化とサービス化」
    #8「コラボレーションデザイン」
  2. (2)情報社会トレンド
    #1「個の影響力拡大が社会の変革を促進する」
    #2「オープンな連携が新たな社会のしくみを生み出す」
    #3「進化する価値が既成概念の転換を促す」
    #4「フィジカルとデジタルの融合が生活やビジネスの可能性を広げる」
(株)NTTデータ
技術開発本部
企画部戦略担当 課長
板屋 一嗣 氏