会長挨拶

24年にわたる事業活動実績をもとに会員数も700社を超え、AI・IoT分野への事業拡大を行い、クラウド産業業界の一層の発展、クラウド市場の創造、情報基盤の確立、企業の生産性向上に寄与し、Society5.0の実現に貢献していきたいと思います。本年も積極的な事業展開を行ってまいりますので、ご指導、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

一般社団法人日本クラウド産業協会
(クラウドサービス情報開示認定機関)
会長 河合輝欣

特定非営利活動法人 日本クラウド コンソーシアム 会長 河合輝欣

2023年の活動

1.AI 、IoTクラウドサービスの安心安全な市場の創造 (総務省と連携:32ガイドライン作成支援)

  1. @社会業界特化系のクラウドサービスの開発と連携の推進
  2. Aクラウドサービス連携、API連携のガイドラインの検討

2.クラウドサービス情報開示認定機関の活動(現在、307サービスの認定)

クラウド事業者の認定取得拡大(累積300を越えました)、調達側の制度活用促進

3.利用者向けクラウドサービス紹介サイト(アスピック)の拡充 (現在、636サービス登録)

サイトに登録されたサービスに関心のあるお客様の情報を、サービス提供事業者に紹介

4.第17回ASPIC IoT・AI・クラウド アワード2023の開催
(16年で総エントリー1376サービス、総表彰数774サービス)

最優秀賞は総務大臣表彰予定

5.クラウド研究会活動の充実 (年間20回開催予定)

クラウドに関する政策動向、業界動向(クラウド事業戦略、SaaS成長戦略等)、技術動向(メタバース、AI、IoT、情報セキュリティ等)についての研究会の開催

6.会員ビジネスの拡大・支援

  1. @会員情報交換会、ビジネスカンファレンス、会員紹介(合計10回開催予定)
  2. Aクラウドトピックス、ASPICレポート(月刊)、調達情報等の提供(年間100回提供予定)

叙勲受章御礼

この度、総務省のご推薦により、クラウド業界団体の会長として、令和5年春の叙勲において電気通信事業等の功労により「旭日小綬章」受章に際し、ASPIC創立以来24年に亘り、総務省はじめ関係府省庁、大学・学術機関、関連団体、理事・役員・会員の皆様方等多くの関係者のご指導並びにご支援を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。

1999年、ISP(インターネットサービスプロバイダー)の次のビジネスモデルとして、ASP(アプリケーションサービスプロバイダー)が、脚光を浴び、業界唯一の団体として、ASPICを創立し、以降、「ASP・SaaS・クラウドの普及促進と市場拡大」及び「安心安全なクラウドサービスの推進」を2大目標として、業界の発展に取り組んで参りました。

これらの活動に対して2008年ASPICが団体として又、2012年会長の河合が、「情報通信月間 総務大臣表彰」を受賞しました。

お陰様で、現在、会員数750社を超え、我が国を代表するクラウド団体となりました。今後ともクラウド業界の発展を推進する社会的貢献を果たすため、皆様方の更なるお力添えをお願い申し上げます。

ご招待状(PDF:192KB

式次第と24年の活動成果(PDF:893KB

実施報告(PDF:1.13MB